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5月8日に千駄ヶ谷の国立能楽堂でＪＢＣ能楽部会の東京公演をさせて頂きました。
12時の開演には狂言『附子』を演じ、今最も人気のある狂言師・野村萬斎師等が舞台に立ちました。
また、当日は人間国宝の片山幽雪師他、能楽界の重鎮にも多数出演して頂き、大いに盛り上がりました。
能楽部会のメンバーが紋付袴姿で演じる仕舞には、河合氏、鷹野氏、西迫氏、野呂氏等々が舞い、能『船弁慶』の前シテ静御前役は分林、後シテの平知盛役は高津氏。
能『土蜘蛛』では、前シテの僧侶役を水上氏、後シテの土蜘蛛の精を高野氏、頼光役は河合氏、胡蝶役は鷹野氏、トモ役は柏氏が務め、フィナーレでは舞台中に土蜘蛛の糸が飛び交い、大拍手の中、終演致しました。
素謡には、柏氏の他、JBCの若手、伊東氏、北見氏、澤登氏も出演するなど、JBCの文化教養の高さを証明するような舞台にもなりました。
今秋には毎年恒例の京都公演もあり、祇園「一力」で前夜祭を行った後、京都観世会館に出演する予定です。更に来春には、修善寺温泉の名旅館「あさば」を借り切って、池のある能舞台での公演も計画しています。
ぜひ、多くの方が日本の伝統文化に親しまれ、舞台を踏まれることを歓迎致します。
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