Bulletin magazine 会報誌/理事長メッセージ





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Vol.84

理事長メッセージ

第3代理事長 分林保弘 日本M&Aセンター会長

「"自利利他"と"我々の使命とは?"」

 本年4月より、JBCの原点である経営者の為の2つの「経営講座 JBCアカデミー」を開設しています。
 一つは「じっくりアカデミー」と名づけ、4月・6月・8月の3回コースで講師は理事長の私が務めさせて頂いております。
 もう一つは「オムニバスアカデミー」で、今回はこれからのグローバル経済の中で特にアジアを中心とする企業進出をテーマにした講座と致しました。 1回目の講師はJBC名誉会長の澤田秀雄氏、2回目は香港を中心として、中国・シンガポール・フィリピン等アジア各国で会計・税務の専門家として活躍されている中小田聖一公認会計士、 3回目は中国最大手の家電販売網を持つグループ蘇寧電器が買収した日本企業・ラオックスの経営を担われている羅怡文氏です。

   「じっくりアカデミー」の第1回は4月27日に開催致しました。その時、私が一番申し上げたかったことは、経営理念を持つ必要性です。
 私が一番好きな言葉は「自利利他」(自利とは利他を言う)です。
 これは最澄の言葉ですが、経営者としてだけでなく、社員一人ひとりにとっても、ビジネス上最も必要な理念だと思っています。
 もう一つはドラッカーの言葉で「我々の使命とは何か?」です。
 経営者だけでなく、社員一人ひとりが使命感を持って毎日仕事をするのと、使命感が無く仕事をするのとでは、大きな差がつくと思います。
 この2つ言葉に共通するのは、顧客と社会に対して仕事を通じて貢献するということです。
 古今東西、「言葉」は異なっても経営理念は普遍だと思います。